【患者のきもち】わたしの場合②至近の人間関係がやばい

サバイバー21年目です。あのとき生まれた方は、もう成人となりおとなとして社会で生きている方もおられるのでしょう。この時間の経過で罹患したときのことを振り返ると、あちこちに違和感が見えてくるのです――特に、人間関係に。
坂元 希美 2026.09.20
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「わたしの場合①」から、ずいぶん時間が経ってしまって申し訳ありません。命に関わらずともQOLがだだ下がりする疾患もちなこと、やはりすらすらと書ける内容でもなく考え込んでいました。

 しかも、今回からはサポートメンバー向け(有料)となります。デリケートな話題になるための線引きでもあるので、どうぞご了承ください。サポート費は480円/月でございます。

家族という人間関係の中で「がんになる」

 病気を経験して「人間関係が変わった」という方は、けっこうおられるでしょうし、そう公言する著名人もおられます。私の場合、人間関係の構築においては乳がんになる前、ずっとずっと前から問題を抱えていました――ということに、気づくことになりました。

 30代前半の女性なら、多方面で人間関係が変わると思います。1972年生まれの私と同世代であれば、正規雇用か非正規雇用か、既婚か未婚か、子の有無、専業主婦or Not、暮らしている場所、同窓生や学生時代の友人とどれだけの距離があるか……ドドンと違いが出てきます。

 しかし、もっとベースになる人間関係にこそ変化が現れる。もしくは気づく。家族という生まれたときから関係する人たちが、どうなのか。「家族はいない」という方は、いないというのも関係だと思います。

「実家が太い」に惑わされてる?

 私は32歳(12月生まれなので、まだ33歳になっていなかった)で乳がんとわかったので、若年性乳がんという括りに入る。同時にそれはAYA世代のがん患者(15歳〜39歳)でもあります。

 ただ、当時はAYA世代という言葉はなくて、知ったときは35歳以下という定義でした。

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